子どもに試された時に使える子育て術

目次

大人を試す行動

こんにちは。

元保育士で資格取得講師の倉まり子です。

今回は

私が保育士時代に感じたこと

について書いていこうと思います。




3月も中旬になり

来月からは、いよいよ

新学期、新学年が始まります。





学校や保育園、幼稚園では

進級に伴って

クラス替えがあり、担任の先生も変わります。





新学年になり

クラスが変わった時

一部の子どもの中に

担任の先生を試そうとする子どもがいます。





ここでいう「試す」というのは

この先生は

どういう先生なのか





どういうことをしたら叱るのか

どういうことまで許されるのか

どういう言葉かけをしてくるのだろうか





と、子どもなりに

大人を見ることを指します。





それは小学生でも

1歳の子どもでも

どの年齢の子どもでもあり得ることです。

普段通りにすることが1番

子どもに試されているから

といって




優しく思われたいから

逆に厳しい人と思われたいから

と態度を作ることは△です。




子どもは

それを見抜いてきますし

信頼関係にも影が出てきます。





自分に

「これだけは外せない」

「これをしたら叱る」

という軸を持って



それ以外に関しては

いつも通りに接することが大切です。





構って欲しい

と、わざと悪さをする子どもや





自分を見て欲しい、と

わざと、こちらが嫌がることを

してくる子どももいます。





この子どもの行動は

わざとなのか、そうでないのか

それを見抜くことは凄く難しいです。





見抜くポイントとしては

その子どもの前後の言動を

よく見ることです。





もちろん性格もありますし

必ずしも

こうだからこう

と言い切ることは難しいですが





わざとの場合は

必ずと言って良いほど

こちらの目を見てやることが多いです。



見る

と言ってもじっと見ながらではなく

チラチラ見たり



こちらの反応を伺うような素振りを見せながら

行動を起こしてきます。





そんな時でも

冷静に、いつも通りに





場合によっては

一度、

無反応になることも必要です。






無反応と聞いて

抵抗を持たれる方も

いるかもしれませんが





子どもが、こっちを見て欲しい

構って欲しい

という気持ちの時は





あなたを見ていますよ

という言葉かけやサインが

効果的です。





子どもがした

わざとの行動に反応するのではなく





活動の中や日常の中で

〇〇ちゃんは、△△が得意だよね

〇〇君は、□□ちゃんと今日こんなことしてたね

という言葉やサインです。





大人を試す

担任を試す

その気持ちの裏には





自分を見て欲しい

自分に気づいて欲しい



といった思いが隠れていると

私は感じています。





そのため

ちゃんと見てるよ

という姿勢で接しつつ





自分の中で決めた

ルールに乗っ取って

叱ったり褒めたりをしていくことが

ポイントです。

まとめ

保育士になりたての頃

私は、この子どもたちの

「試す」行動に翻弄されていました。





必要以上に叱ったり

嫌われまいと逆に優しくし過ぎていました。





その結果

私自身

モヤモヤしたままになってしまったことがありました。





そんな中で

自分でどう接していったら良いか

なぜ子どもは、こんな行動をしてくるのか




自分なりに考えて

実践していく内に

子どもとの接し方のコツを掴むことが出来ました。





「試す」と聞くと

あまり良い印象を持たないかもしれませんが




子どもにとって担任や親などの

身近な存在は

最初は未知のため





試すことで

その人との信頼関係の築き方を




子ども自身が学んでいると

私は考えています。





今回は

子どもに試された時に役立つ子育て術

についてでした。





次回は

人見知りをする子どもとの接し方

についてお伝えしていきます。





次回もお楽しみに。

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