こんにちは、ワイヤー京都編集室です。
今回は編集室に届いたお便りの中から、
奥中章人WS 超巨大!太陽くじらさんを浮かばせよう!のレポートをご紹介いたします!
- イベント名:奥中章人WS 超巨大!太陽くじらさんを浮かばせよう!
- 日時:2025年3月1 日(土)10:00~12:00
- 場所:けいはんな記念公園 ビジターセンター地階、芝生広場
- 主催:けいはんな記念公園

講師:奥中章人
美術家
1981年京都府に生まれる。同地在住。
美術家/あおいおあ共同代表/木津川市山城総合文化センター体感アート講座主宰。
静岡大学教育学部卒業後、幼児/美術教育を専門に静岡県立美術館ならびに障がい者施設にて美術あそび講師を務めたのちに、近現代の思想を学び美術家となる。野村財団、朝日新聞文化財団などの助成を得て、フランス・韓国・中国にて特別研究員として研鑽を積む。
ヒト・モノ・コトのダイナミズムを水・空気・光の性質や在り方を通して追及することをテーマに、各地の地域アートにてワークショップを多数開催し、体験的な巨大作品を国内外で発表している。
10mのくじらさんをつくったよ!
はじめまして!けいはんな記念公園です。 ぽかぽかの春が待ち遠しい3月1日㈯、けいはんな記念公園では、あそびを通じて想像力や知的能力を育むことを目指し、国内外で活躍するアーティスト・奥中章人さんを講師にお招きして10m級のくじら型気球をつくるワークショップを開催しました。

はじめに、目に見えない空気について学んだよ!
室内で、ポリ袋のなかに空気を集めて膨らませたり、暖かい風をお送り込んで、徐々に膨れてきた袋を離すと、熱気球のようにふわ~と浮かび、ゆっくりと落ちてくる体験をしたよ!身体を動かしながら、理化学について知ることができました。


さあ、今度はくじらさん作り!
休憩をはさみ、長~いシートを会場いっぱいに伸ばし、10mのくじらさんをつくったよ!
会場ではじめて一緒になったお友だちと力を合わせて、保護者のみなさんの見守りのなか、頑張りました!薄いシートを真っ直ぐに伸ばすことは、結構ムズかしい…

いよいよ、くじらさんをお外に
10mのくじらさんをまとめ、みんなで広場へ移動します。
園路では、ようやくウメの開花も進み始めました(2025年3月1日時点)。
そして芝生広場に到着後、くじらさんのお腹に空気を送り込むと…
超巨大なくじらさんが、けいはんな記念公園の上空へ! 参加者のみなさんだけでなく、お散歩や遊具周辺で遊ぶご家族連れの皆さんの注目を集めながら、くじらさんは春風に乗り心地よさそうでした。


空気や光など、日常では見落としてしまいそうな自然界の環境を通じて、身体全体でアートを体感したこのイベント。広大なスケールのけいはんな学研都市に位置する公園だからこそ実現した、それぞれの感性を大切にした教育普及のひと時となりました。