子どもは生まれてからはもちろんですが、 お母さんのお腹の中にいる時から大きな影響を受けています。
妊娠5週(3~8週)ごろには感受性が高く、
先天性異常の危険率が最も高いと言われています。
妊娠5週と聞いて皆さんはどう感じますか?
妊娠に気づかないまたは「妊娠したかな?」と
考え出す頃ではないでしょうか。
この時期にはもうすでに子どもへ大きな影響を
与えているということを知っておかなくてはいけません。
また不妊症の方が増加ていくのと同じように
子どものアトピーやアレルギー、
そして不登校や自殺などが年々増加しています。
この背景には
「自分を認められない」
「未来に希望が持てない」
といったメンタル的要因と
低血糖や低栄養などの栄養失調などの
要因もあるといわれていますが、
ここでもやはりお母さんの影響を大きく受けているのです。
お母さんが育児に疲れていたり、
ストレスを大きく受けていると 子どもも同じようにストレスを受け、
さまざまな症状を出してきます。
例えば、アレルギーやアトピー、不登校、
もっと言えばキレやすかったり、
情緒不安定だったりなど子どもによって様々です。
今出ている症状や行動、発言が環境の影響なのか、
親(特にお母さん)の影響なのか、栄養の影響なのか、
発達の影響なのか、その子の体質によるものなのか、
性格によるものなのか、それとも1つの表現方法なのかを見極めることが大切です。
もちろん何か1つだけの要因で起こっているということはありませんが、
大きく分けて性格なのか、表現方法なのかという2つがあることが
頭に入れて子どもに接していくことが大切です。
ここを選択肢として知っておくだけで子どもへの関わり方は大きく変わり、
子どもの症状が落ち着くだけでなく、親子の関係性、そして家庭の雰囲気も大きく変わります。
健康な妊活
健康な妊娠
健康な出産
健康な育児
健康な子ども
健康な未来
というように全ては繋がっています。
そう考えると自分の問題は自分の問題、
子どもの問題は子どもの問題とするのではなく、
お互いに影響しあっている、親と子は鏡であると
考えて関わっていくことが大切なのです。
このことからやはり妊娠をゴールとするのではなく、
もっと前から身体と心を整えておくことが大切と言えるのではないでしょうか。
健康ないのちを繋ぐために、
子どもの健康と未来を守るために
まずは自分自身の身体と心に健康に向き合っていきましょう。
そして子どもを自分の鏡と捉えて関わっていきましょう。
その皆さんの1歩1歩で子どもの健康は守られていくのです。