子育ては、辛いもの?

目次

3人に2人

こんにちは。

元保育士で、資格取得講師の倉まり子です。






先日、衝撃的な記事を目にしました。

それは「3人に2人が母親に向いていないかもしれないと感じている」

といった記事です。





今回は、番外編として

なぜそう思ってしまうのかの理由と





その和らげ方について

お伝えしていけたらと思います。

理想の母親像

母親とは、こういうものである

といった




ある意味、暗黙の了解のような母親像

というものが

世の中にあります。





完璧な母親などおらず

毎日手の込んだお料理をして

家中をピカピカに磨き上げるなど至難の業です。





しかしどうしても

「理想の母親像」というものを




自分の中でも追い求めてしまい

現実とのギャップに苦しむ






そんな保護者を

保育士時代見てきました。






子どもにイライラしてしまうんです。

上手くいかないことばかりで…





そうやって悩みを打ち明けて下さった方も

いました。





実際、インターネットの検索の部分で

子育てと打つと




次に出てくるのは

「疲れた」

「向いていない」

といったマイナスワードが並びます。




子どもは可愛いと思っているが

辛いと思ってしまうこと

疲れたと思ってしまうことに

罪悪感を抱いている方もいるかもしれません。





その要因は

やはり「理想の母親像」を無意識のうちに

追い求めていることが考えられます。

保育士も母親も人間

当然ですが

保育士も母親も人間です。




「自分のご機嫌は、自分で取る」

と言われますが





それが難しい時だってあります。

むしゃくしゃすることだって

たくさんあるでしょう。





私が、保育士時代の時も

正直アー…となった時も

何度もありました。



完璧な人などいない

と頭で分かっていても





追い求めてしまい

私は母親に向いていない



と下を向いてしまっては

自分自身が可哀そうです。






私も保育士向いていないかもしれない

と思ったことがありました。





保育士は優しい

そのイメージが付きまとい



私は、保育士で良いのだろうか




目標達成のために

厳しく接することもあるけど

こんな保育士で良いのだろうか





そう感じたことは

何度もありました。






それでも続けてこれたのは

「先生」と言いながら抱きついてきてくれたり

「私も保育士になりたい」と夢を持ってくれたり



「先生のおかげで出来るようになった」と言ってくれた

子どもや保護者がいたからです。





あ、私は保育士で良いんだ

と認めてもらえた瞬間

自分で自分に納得できたからです。





母親に向いていない




そんなことはありません。





イライラしてはいけない

家事はきちんとしなければいけない

お料理をしなければいけない





そんなことはないです。







仕事の育児の両立の大変さは

保育士として保護者を見ていて

1番身近で感じていました。





お母さんたち凄いな

と思いましたし






少しでも保護者の負担が減るようにと

少しでも子育てを楽しいと思ってもらえるようにと

保育士としてサポートをしてきました。

認めること

イライラしてしまう自分を

ダメだと感じるのではなく






理想の母親像に縛られて

自分は向いていない

と感じるのではなく





今の自分の気持ち

を自分で認めると良いかもしれません。





あ、イライラしてるんだな

あ、無意識に完璧を目指していたな





といった具合に。





ダメと決めつけると

苦しくなります。





ダメではない。

誰しもが抱く感情

という思いでいましょう。





ダメという言葉は

全否定する言葉です。





以前もお伝えしたように

子育てに×というのはありません。





あるのは〇か△です。





ありのままの自分を認める

そこから全てが始まる





私はそう思います。

まとめ

子育てが辛い

子育てに向いていない






母性が何か分からない

母親って何





そうやって毎日

モヤモヤしながらも




子育てをしているお母さんたちを

私は心から尊敬します。






思うようにいかないことばかり

何で泣いているのか分からない

何で食べてくれないか分からない

何で何で






保育士になりたての頃は

毎日がそんな感じでした。





私は、独学で保育士資格を取得したので

本来する実習などなく

ぶつけ本番でした。





赤ちゃんのあやし方が分からない

ミルクはどう作るの?

オムツは?






何でこの子は泣いているの?

何であの子は食べないの?

何で?






本当に毎日パニックでした。

保育士は子育てのプロである。

保育士は優しいものである。




そのイメージとかけ離れた自分がいて

こんなはずじゃなかった

と自分が嫌になった時がありました。





そう思った時に

今の自分を認めること




こんな自分じゃダメだと否定しないこと

を心掛けることで

気持ちが少し楽になったんです。






ダメなのではない

今から学んでいくんだ

自分なりに工夫をしてみたら良い





先輩と比べるのではなく

先輩に聞いてみたら良い

そう思って考え方を変えたことで

気持ち的に楽になりました。





最初から何でも出来る人など

いないように

失敗をしない人等いないように





間違えても

イライラしてしまっても

それを「いけないこと」だと捉えるのではなく

自分の成長過程として捉える





そうすることで

マイナスな言葉を和らげられるのでは

ないでしょうか。




今回は子育ては辛いことなのか

マイナスな思いが出てしまう原因と

その気持ちを和らげる方法について





私の実体験も含めて

お伝えしました。





次回は

「自信を持てる子になるには」

についてお伝えしていこうと思います。




次回もお楽しみに。

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