自信を持たせる子育て術

目次

4割

こんにちは。

資格取得講師で元保育士の倉まり子です。





「自信を持ちなさい」

そんな言葉を今まで見聞きしたことがある方も

多いのではないでしょうか。





今回は、「自信を持たせる」子育て術について

お伝えしていきます。






冒頭の数字ですが

何の数字か分かりますか?





4割





これは、子ども自身に

「自分に自信はあるか」と尋ねた所

「ない」と答えた子どもの割合です。







4割を多いと感じますか?

それとも少ないと感じますか?







私は多いと感じています。

諸外国に比べて自己肯定感が低い日本の子ども達

これは

恐らく多くの人が

聞いたことあるのではないでしょうか。



日本の子どもは

子どもに限らず大人もですが

諸外国に比べて自己肯定感が低いです。





「自分に自信がない」

「自分に価値がない」

そう感じながら日々を過ごしている人が多い。





これは非常に危険なことであり

悲しい事でもあります。





ある記事によると

子どもの自己肯定感のピークは

10歳とされており

それ以降は下がっていくという結果が出ています。

(参照 ワコール 女児の自己肯定感、ピークは10歳…ワコール調査 | リセマム (resemom.jp)

では、なぜこのように

自分に自信がない子どもが多いのか

どのようにしたら自信が持てる子どもになるのか






私が、保育士時代に実際に行っていたことを通して

お伝えしていきます。

最初から自信のある子は、ほぼいません

これは、大人でもそうだと思いますが

何かをやろうとする時

新しい事をする時に




「私は絶対できる」

と思う人というのは

少ないでしょう。





どちらかというと

「出来るかな?」といった

不安の方が勝ると思います。





それは子どもも同じです。




私が何かクラスで

新しいこと、難しいことに挑戦しようと

子どもたちとする時





子どもたちの顔は

大抵曇っていました。



性格にもよるので

一概には言えませんが





恐る恐る

やろうとする子どもが

ほとんどでした。





その時に

私が言っていたことは

1つだけです。





「〇〇ちゃん(〇〇君)なら出来るよ」





という声掛けだけです。






「あなたなら出来る」

「あなたなら大丈夫」





そう言われて

嫌な思いをする人は

いないでしょう。





大人でも子どもでも

「自分は出来ると信じてくれる人」がいる

というのは、凄い力を持ちます。





いやいや

そんな根拠のないこと

言わないで欲しい





大人だと

そう思いがちですが



子どもは信じてくれる人がいると

それに応えようとします。





どうする?

やめとく?





怖いもんね

ちょっと難しいもんね




私は保育士時代

マイナスな言葉は

一切子どもには言いませんでした。





出来るよ

大丈夫だよ

上手くいくよ


ひたすら

プラスの言葉をかけ続けました。






「言霊」という言葉がありますが

本当に存在すると

私は思っています。





「ピグマリオン効果」という言葉を

聞いたことある方も

いるかもしれません。






心理学の1つですが

期待してくれる人がいると

自然に人は、それに応えようとする心理のことです。






私たち大人は

子どもの挑戦を見守るだけではなく

促す人になることが大切です。

この子どもには

まだ早いのではないか





この子どもには

無理なのではないか





挑戦を大人が阻むのではなく





この子なら出来る

この子なら大丈夫

と信じること





根拠など不要です。

そしてそれを言葉にして伝えること。





それだけで子どもは

私たち大人が想像していなかったことを

やってのけます。

まとめ

危ないのではないか

手を貸した方が良いのではないか





子どもと過ごす時に

そう思うことも多いです。





もちろん安全に配慮することは

大切ですが





そこだけに気を取られてしまうと

「挑戦」「意欲」といったものを置いていってしまうことも

あります。






自信がない

というのは

「成功体験が少ないから」であり

「誰かと比較してしまうこと」で生まれるものです。





私自身、資格取得講師として

「自信を持つための1つの手段」として

資格を目指す人のサポートをしています。






大人でも子どもでも

最初に出る言葉は

ネガティブな言葉が多いです。






「私に出来るでしょうか」

「このままで上手くいくでしょうか」






「あなたなら大丈夫です」

「上手くいきます」




私は決まって

誰よりもその人に対し

ポジティブな言葉を投げかけます。






大きな事に挑む前に

小さなことをやってみる。





そこから成功体験が生まれ

少しずつ

「あの時出来たから、次も出来る」

と自信を持って挑めるようになっていきます。






誰かと比べるのではなく

自分を見ること。





誰が凄い

誰が出来てる

のではなく、自分はどうなのか。





自分は

どうなりたいのか。





自信を持つことは

何も難しいことでは

ありません。




何か特別なことを

しなければいけないことも

ありません。





自信とは

自分を信じることです。






どれだけ自分が自分を信じてあげられているか

そして周りが信じてあげられているか





どれだけ自分にポジティブな言葉を

なげかけているか





人は自分の思った通りの結末を迎えます、

自分の言った通りの結果を出します。





あー、やっぱりダメだった

のではなく





「やっぱりダメだろうな」と思っていたから

自分はダメだと言ってたからです。






人は自分に甘い生き物ですが

こと、自信に関しては

厳しい生き物です。





これからの人生の中で

自分にどんな言葉がけをするか

子どもたちに、どんな言葉がけをするか




それによって

大きく人生は変わっていく

といっても過言ではないでしょう。






今回は

「自信を持つための子育て術」について





私が実際に

保育士時代にやっていたことも合わせて

紹介しました。





もしかしたら

ポジティブな言葉が必要なのは






子どもだけではなく

大人自身なのかもしれません。

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