動物園で学ぶＳＤＧｓ：カードゲーム ＳＤＧｓ　ＡＤＶＥＮＴＵＲＥ【京都市動物園】2024.09.21

京都女子大学 家政学部生活造形学科の学生たちが企画＆デザインしたカードゲームで、遊びながらSDGsを学ぶワークショップを開催します。絶滅が危惧される動物とその生息環境の課題と解決方法をゲームを楽しみながら考えていきます。ゲームテーマは「ゴリラの森を守ろう」と「ツシマヤマネコと里山環境」の2つ。動物園の先生から話を聞いた後、「せめ」と「まもり」に分かれて対戦し、自分のチームの動物達の生息環境を守り、豊かになった方が勝ちとなります。

１）「ゴリラの森を守ろう」　
ゴリラの生息地は、携帯電話などに使われるレアメタルの採掘地で、森林伐採により環境破壊が進んでいます。
京都市動物園では、ゴリラの森を守るために、使わなくなった携帯電話の回収に取り組んでいます。
ゲームでは、攻撃側が「レアメタルを採掘に行く」などのカードで相手チームの環境を破壊します。
防御側は解決策のカード「携帯電話を回収してレアメタルのリサイクル」などを示し、環境を守ります。

２）「ツシマヤマネコと里山環境」
京都市動物園では全国の動物園と連携し、生息環境（田んぼ）の減少や里山の環境変化により絶滅が危惧されているツシマヤマネコを守る活動をしています。
攻撃カードには「里山の道路整備をする」などがあり、防御カードには「どんぐり苗を植え自然林を増やす」などがあります。