いろいろな検査やテストがあります。
これらは、その子のその時の様子を数値で表したものです。
ですから、その日気分が乗らないとか、検査する場の環境などでやりたくないと思って検査すれば、当然数値は良いはずがありません。
ましてや、その後にお子さんは〇〇ですと診断がついたりすれば、どう育てていけばよいかわからなくなってしまうこともありますよね。
しかし、その後に学習してできることが増えれば、当然検査の数値は上がります。
学習すると言っても、とっても大切なポイントがあります。
それは、どのような学習をどのようにするかです。
何が得意で何が苦手なのか、そして学び方の得手不得手が一人一人違います。
得意なことやできることばかりをしていたのでは、脳の中はますますアンバランスな状態になってしまいます。
子どもに苦手なことを克服させようとするととても嫌がります。
その場から逃げ出したり、怒ったりすることがあります。
スモールステップで一つ一つクリアさせていきます。
「できた!」は自信と次への意欲につながります。
小さな「できた!」の積み重ねが大きな力となります。
苦手なことに丁寧にアプローチすることによって、苦手なことも得意なことも、ぐんぐん力が伸びます。
「できた!」は子どもの自己肯定感を高める大きな力となりますよ。