こんにちは!元保育士、資格取得講師の倉まり子です!「子育ては辛い」そういう悩みを抱えているママさん、多いと思います。自己嫌悪に陥ってしまったり、叱った後とかに後悔することも多いのでは?それは、なぜ起こるのか、対処法についてお伝えしていきます。
「早くしなさい!」は禁句?答えは△です。その理由をお伝えしていきます。
朝は、本当にバタバタですよね。朝食やお弁当作り、身支度などに追われていると思います。理想は、優雅な朝を迎え、心に余裕を持って子どもと接したい。しかし残念ながら現実は、そうではない事の方が多いです。
朝ごはんをゆっくり食べる子ども、何回起こしても起きてくれない子どもを見て、どうしても言ってしまうことありませんか?
「早くしなさい」。
世の中には、多くの子育て本があり、その内容のほとんどに書いてあることの1つに「早くしなさい、とは言わない方が良い」という文言があります。
分かっているんです。分かっているんですよ、頭では。しかし、現実では難しいでしょう。なぜなら、人には感情があるからです。理想と現実とのギャップ。それに苦しんでいるママさんたちも多いと聞きます。実際に保育士時代に、そんな相談も多く受けました。
あの本に、あぁ書いてあった。また、あの言葉を言ってしまった。また… そうやって自分を責めていませんか?
「早くしなさい」は私は禁句ではない、と個人的には思っています。現に、保育士時代の時、言っていました。なぜ早くしないといけないのか、今、周りがどんな状況なのか、「周りを見る目」を私は養ってほしいと思っていました。
「早くしなさい!」だけだと△で、+αで理由を付け加えると〇になります。理由をすっ飛ばして言っても、中々動いてはくれません。そんな理由を、1歳2歳の子どもなど分かりっこない。そう思っていませんか?
分かるんです。私は直近で2歳児の主担任をしていました。色んな性格の子どもがいました。マイペースな子、せっかちな子など。周りが戸外に行く準備が終わって、並んでいるけれど、まだ靴下を履けていなかったり、次の活動に移っているけど、まだ行動できていなかったり。
すると私は決まってこう言っていました。「周りみてごらん。皆待っとるけん、早くせんと。」「外で遊ぶ時間なくなるけん、はよ靴下履き。」
そうすると、きちんと周りを見渡します。自分が何をしなければいけないのか、なぜ急がないといけないのか、2歳児なりに理解しようとするのです。
○歳だから、まだ分からない。○歳だから出来ない。のではありません。そう決めつけてしまうのは、あまりにも勿体ないです。ちゃんと分かっています。理解しようとします。それは、今まで100人以上の子ども達と接してきて断言できます。
急かしてしまった、また「早くしなさい!」と言ってしまった。
本当はもっと丁寧に子どもと向き合いたいのに…そう思っているママさん達。そんなに自分を責めないで下さい。何も間違っていませんよ。
私は子育てに×はないと思っています。あるのは、○か△。正解か、惜しいか、のどちらかです。
だから、今のままで大丈夫。自信を持ってください。
まとめ
よく子育て本に書いてある「言ってはいけないワード」というものがあります。
そのうちの1つが「早くしなさい!」です。
忙しい時、心に余裕がない時、ついカッとなって言ってしまうこともあるかもしれません。言った後に後悔をしてしまうこともあるでしょう。
子育てに自信がない、子育てが辛い、子どもに、どう接して良いか分からない。そう思っているママさんもいるかもしれません。
でももう大丈夫。あなたは、何も間違っていませんよ。自信を持ってください。
いつも言っている言葉に少しプラスしてあげるだけ。それだけで、きっと子どもも気づいてくれます。
私が、出来たんです。きっと大丈夫。
幼い頃から周りを見る目を養うこと、なぜそうしなければならないのか理由を考えさせること。それが大切です。
今日から実践出来ることばかりです。最初は、中々難しいかもしれません。いつも通り理由をすっ飛ばして「早くしなさい!」とだけ言ってしまうかもしれない。
それでも頭の片隅に、今回の内容を入れておいておけば、きっと大丈夫。+αの魔法、是非かけてみてください。
このブログを読んでいるだけで、あなたは、既に素敵なママさんです。一生懸命、子育てと向き合おうとしているのですから。
そんなママさんの力になる。それが私に出来ることです。
私の経験と知識を活かして、子育てのヒントを今後もお伝えしていきます。
次回のテーマは、「自信の持たせ方」です。
引っ込み思案なんです、中々新しい事には挑戦しようとしなくて…そんな悩み持っていませんか?
自信の持たせ方は、いたってシンプルです。これをするだけで、みるみるチャレンジ精神旺盛になりますよ。
是非、次回もお楽しみに。