ヒッポファミリークラブの石川です。
私たち、ヒッポファミリークラブは『多言語(たくさんの言葉)を自然に習得しよう』をテーマに1981年に設立された団体です。
『自然習得』ってよくわからないと思うのですが、日本で生まれ育てば日本語が自然に話せるようになることだと思ってください。例えば、我が家には3人の息子がいるのですが、自然習得だと気づくこんなエピソードがありました。
三男が1歳9ヶ月頃、私が洗い物をしてる横に来るなり、初めて『うんこ出たよー』と突然はっきり言ったのです。
『まさかー』と思ったのですが、おむつの中をのぞいてみると、本当にウンコがあったんです (笑)
彼には2歳半と5歳になる兄がいて、毎日のようにトイレから『うんこ出たよー』と言ってくるので、私がトイレへ行きお尻を拭くと兄たちはすぐにまた遊びに戻る状況を見ていた三男は「これを言えばおしりを拭いてもらえるのかな?」と思ったのでしょう。
そして、私がおむつを替えたことで『これ言ったらおむつ変えてもらえた』→『大正解だった!』→『今後も使える』と認識し、ことばを身につけていく、これが自然習得なのです。
赤ちゃんはいつも近くにいる人の真似をしながら、言葉を見つけしゃべり出しているんです。
お母さんお父さんが話す大人の日本語、お兄ちゃんお姉ちゃんが話す、たどたどしい日本語の音に浸り、コミュニケーションをとることで、最初はおおまかだけど話せるようになっていくんですよね。
言葉ってこうやって、いつも様々な音の中に浸っているといつの間にか話せるようになるんですよね。
言語習得に大事なことは、聞こえてくる環境、口に出す環境、人と出会う環境があれば、誰でも何語でも話せるようになるんです。
英語や他の言語もこのようなプロセスで習得すれば、外国語とかまえることなくネイティブのように話せるようになると思いませんか?
京都滋賀では15ヶ所ほどの地域で、あかちゃんから大人まで多世代の人が集って多言語の自然習得を楽しんでいます。
そんな活動にWhy don’t you join us!!