ゲーム、YouTube、TikTok。こんな時代だからこそ外あそびのススメ。

ゲーム、YouTube、TikTok。こんな時代だからこそ外あそびのススメ。
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子どもの外あそびって必要なの?

はじめまして、ワンちゃんとの専用キャンプ場のマネージャーをしている五百尾(いほお)といいます。僕には小学生の子供が3人います。夏休みはどこにいこうか毎年悩むのは僕だけでしょうか?とはいえ、気温も高くなってきて熱中症の危険性もありますし、外あそびなんておっくうですよね。親も子どももクーラーがきいた部屋でYouTube。お気持ちわかります(笑)。ただ、文部科学省によると、最近では子どもの外あそびの時間や空間、遊ぶ友達も減ってしまい日常での身体運動が減っているとされていて、基礎体力の低下、健康への悪影響、集中力の欠如などが指摘されています。コロナウイルスをはじめ、ゲーム、YouTube、SNS、おうちにいる時間が長くなってきています。今の子どもは、意識して体を動かさないと基本的な体力を保つことさえも難しくなってきているとういう状況です。そんな中、子育てをしていくうえで外あそびが子供の成長にとっていろんなメリットがあることをご存知ですか?ぜひ親から外あそびの機会を与えてあげてください。

健康的な体作り

何をするにしても体が健康でないとはじまりませんよね。大人も一緒だと思います。外であそび太陽光を浴びることで、カルシウムの吸収に必要なビタミンDが作られます。これは正常な骨格や歯の発育に必要不可欠です。最近ではビタミンDが足りない子どもが増えているそうです。ビタミンDが足りないと骨の発育不良を起こして、O脚や背中が曲がる「くる病」にも繋がる可能性があり、大変重要な栄養素です。カルシウムをたくさんとっても、ビタミンD次第では十分に吸収されないということですね。また、遊んで汗をかくことは、基礎代謝や体温、血圧の調節能力の向上に繋がります。あそんでいる時に汗だくで顔が赤くなっている子を見ると心配になるかもしれませんが、居心地がいい空間ばかりにいると環境への適応能力が低下し、体調を崩しやすくなります。体の機能の発達も促されることで肥満ややせを防いで、成人後の生活習慣病のリスクを低くすることにも繋がります。

学習能力の向上

脳には脳由来神経栄養因子と呼ばれるものの分泌量が多くなることで、学習や記憶力を高めることができます。これを増やすには、有酸素運動が有効だと言われています。スタンフォード大学の研究では、体を動かした方がテストの成績が良かったという結果もでています。体を動かし酸素の量が増え、老廃物をしっかり取り除くことで生活リズムも整います。さらには血流も良くなることで、脳のパフォーマンスも高くなるんです。学習効果というと勉強方法や勉強時間に目がいきがちですが、外であそび体を動かすことで勉強効率をあげることができるということですね。

近視の予防と抑制

スマホ、タブレットの普及によって、子どもが使っているのを見ることも増えたように思います。親からすればスマホで何か見せておけば静かにしてくれる最高のアイテムかと思います。ただ近い距離でものを見る時間が増えたことで、視力が低くなり近視の子どもが増えています。もちろん遺伝も関係してきますが、最近ではこうした環境の変化によるところが大きいと考えられています。じゃあなぜ外遊びが近視を予防し抑制できるかというと、太陽光にその効果があります。健康な体作りのパートでも太陽光がでてきましたが、目にも効果があるんです。外で遊び太陽光を浴びる時間を作る。国をあげてこういった取り組みを行っている諸外国もあるぐらいです。

まとめ

いかがでしたか?「外であそぶこと」これ自体が、脳や体、子どもの健康な成長にかかせないものです。外あそびの機会が減っている今、親が意識的に外あそびを促す必要性さえ感じます。子育てをしていくうえで、外あそびの機会を与えてあげることは子どもの成長に必要なこと。とはいえ仕事で疲れた週末の休み、公園で朝から夕方まで虫取りなんてキツいですよね(笑)。個人的にはキャンプはおすすめの外あそびではありますが、道具が必要だったり準備なども大変かと思います。まずは負担の少ないものや、親自身も楽しめるものから始めてみてください。近所での散歩や、四葉のクローバー探しなんかでもいいと思います。まだまだ暑い日が続きますが暑さ対策をしっかり行って、ぜひ外に出ていろんな体験をさせてあげてください。子どもの成長を手助けして、可能性も広げてあげましょう!

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