

醍醐渡辺クリニックは、女性の体のホームドクターとして、思春期から老年期まで女性に寄り添って50余年。
今回は「産後、気をつけること「」二人目不妊」についてお答えいたします。
★ ドクター紹介 ★
田村医師
「金沢大学医学部卒業後、いくつかの関連病院を経て18年前より着任。主に産科を担当。安全なお産を心掛けています。看護スタッフから「魔法の手」を持っているようと言われ、判断も確かと厚い信頼が寄せられています。」
先生から一言:「患者様には一期一会と思って診療しております」
趣味:音楽全般・山歩き
好きな食べ物:梨・スイカ・麺類
苦手な食べ物:無いです
産後は子育てに忙しく自分のことに時間をとる余裕がありません。
気を付けることや、どういった場合に産婦人科を受診したらよいか教えてください。
産後の月経(生理)の再開時期は個人差が非常に大きいですが、主に授乳(母乳育児)の有無によって目安の時期が変わってきます。
・母乳育児(授乳中)の場合
母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンが排卵を抑制するため、生理の再開は遅くなる傾向にあります。産後6ヶ月~1年、あるいは卒乳後に再開することが多いですが、中には1年以上来ない方もいます。
・完全ミルク育児の場合
プロラクチンの分泌が少ないため、比較的再開が早い傾向にあります。早い人では産後2ヶ月頃から再開するケースが多く見られます。
その他の産後の月経の特徴として次のようなことがあります。
周期の乱れ…
再開後しばらくは、ホルモンバランスが安定しないため、周期が不規則になったり、出血の量や期間が変わったりすることがあります。徐々に安定していくことが多いです。
無排卵月経…
産後初めての月経は、排卵を伴わない「無排卵月経」であることも少なくありません。
避妊について…
生理が再開しなくても、排卵が先に起こる可能性があるため、次の妊娠を希望しない場合は避妊が必要です。特に産後6ヶ月以降は排卵が再開しやすいと言われています。受診の目安は個人差が大きいとはいえ、不安な場合は次を参考に産婦人科に相談しましょう。
・卒乳(断乳)してから3ヶ月以上経っても生理が再開しない場合
・産後1年~1年半以上経っても生理が再開しない場合(授乳回数が減っている場合など)
・一度再開したのにまた止まってしまった場合
産後の体の回復や育児のストレスなども月経再開に影響することがあります。ご自身の体調を第一に、心配なことがあれば医師にご相談ください。当院では産後一ヶ月健診時に約一年後の検診をお勧めしております。
一人目は結婚してしばらくして妊娠し出産しました。
一人目は自然に妊娠できても不妊になるのでしょうか。
「二人目不妊」の治療にかかる目安など教えてください。
「二人目不妊」は実際にあり、一人目は特に問題なく自然妊娠・出産できても、二人目を希望したときに妊娠しづらくなるケースは珍しくありません。
主な理由としては、以下のようなものが知られています。
年齢の影響…
一人目を産んだ後、数年たつと卵子の質・排卵の規則性・ホルモンバランスなどが変化しやすくなります。特に30代半ば以降は妊娠率が下降し、流産率が上昇します。
出産・育児による体の変化…
出産後のホルモン変動、子宮や卵巣の状態変化、甲状腺の問題などが影響する場合があります。
夫妻の生活環境の変化…育児による疲れや夫婦の生活リズムの変化でタイミングが取りにくいこともあります。
新たに病気や不調が生じた場合…子宮筋腫・卵管のトラブル・排卵障害などが出産後に発見されるケースもあります。不妊治療にかかる一般的な目安は以下の通りです(日本産科婦人科学会などの基準)。
●女性が35歳未満…
1年間避妊せずに妊娠しなければ受診を検討
●35歳以上…
6か月妊娠しなければ受診を検討(卵子の質が時間とともに低下するため、早めの相談がすすめられています)
●出産後に当てはまる症状がある場合はもっと早めに受診
月経が戻らない・不規則が続く
強い生理痛・不正出血がある
甲状腺の病気がある
夫側の検査をしたことがない など
病院では何をされますか?
受診先の選び方を教えてください。
基本的には次のような検査から始まります。ホルモン検査、排卵があるかの確認、子宮・卵巣のエコー、卵管が通っているか(卵管造影など)、精液検査などを行い体の状態を調べます。必ず治療を始める、という意味ではなく、「状態を知って今後の計画を立てる」ためにも有益です。受診先は不妊治療専門クリニックをおすすめします。不妊治療専門クリニックは専門性が高く、ホルモン検査・卵管造影・AMH検査などが早く受けられ、診断がスムーズで、体外受精まで一連の治療が可能です。35歳以上の方、妊活期間が長くなっている方は早めにご相談ください。当院は分娩も取り扱っていますが、不妊治療専門クリニックでもあり、患者様の意向を吟味し相談に乗っています。是非気軽に来院ください。
今回のお話しはいかがでしたか?
妊娠・出産その他、受診されたい方は、醍醐渡辺クリニックまでお問い合わせください。




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