子どもの気持ちを知る方法

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色んな子ども

こんにちは。

資格取得講師で元保育士の倉まり子です。




子育て中や、子どもと接している時

「この子、今何考えているんだろう?」

「何で自分の気持ちを言ってくれないんだろう」

と思ったことは、ありますか?




子どもと一言で言っても

本当に色々な性格の子どもがいます。




大人しい子

活発な子

マイペースな子など…




自分の気持ちを

言葉で表現する子も

いるかもしれません。




今回は

そんな自分の気持ちを中々言えない子どもの接し方

について、お伝えしていきます。


気持ちを引き出すために質問を繰り替えすことは良い?

答えは△です。




ここで少し

私の幼少期の話を

しようと思います。





私は子どもの頃

まさに「自分の気持ちを言わない子ども」

でした。




よく言えば大人しいのですが

「何を考えているか分からない子ども」

と両親からも思われていたみたいです。






首を縦に振るか横に振るかしかせず

あまりに喋らないので

存在すら忘れられている時もありました…(笑)





なぜ自分の気持ちを言わなかったのか

大人になって自己分析をしてみると

「否定されることが怖かった」からだと分かりました。




自分の気持ちを言った時に

「え、これが楽しいの?」

「え、何で悲しいの?」

と理解してもらえない、違うと言われる

それを極端に恐れていたからだと思います。




人は誰しも

否定されることは嫌です。




何があったわけではないですが

幼い頃の私は

否定されること、間違うことを恐れていました。

日記の中でなら言える

そこで私は何を始めたかというと

日記を書き始めました。




日記の中でなら

誰からも否定されない




誰からも怪訝な顔をされない

誰の顔色を伺うことなく言える




そう思うようになり

毎日ではないですが





自分が何か思うことがあると

自然と書き出すようになりました。





「日記の中でなら自由に言える」




きっとそれが

嬉しかったのだと思います。





もし、お子さんで

自分の気持ちを中々言ってくれないな

と感じることがあったら






交換ノートをしてみるのも

良いと思います。





または、絵で表現してもらったりするなど

言葉ではない方法で伝えてもらうことも

大切です。

待つ姿勢が大切

ここで大切なのは

「待つ」姿勢です。




何で言ってくれないの?

何も言わないと分からないでしょ!




と言いたくなる気持ちは

とても分かりますが





急かしてしまうと

ますます言わなくなってしまいます。




気長に待つ

これが重要です。




そうこうしているうちに

時間はかかるかもしれませんが






徐々に自分の気持ちを

話してくれるようになる日は

必ず来ます。





私がそうだったように。





子ども達は

大人が思っている以上に





本当に周りを

よく見ていますし

よく感じ取っています。






子どもの考えていることが分からない

と不安になったり






自分の子育てに自信をなくしてしまうことも

もしかしたらあるかもしれません。






そんな心配や不安も

子どもたちは

敏感に感じています。





不安や焦る気持ちを押さえて

私はいつでも聞くよ

という姿勢で





どっしりと構えておくと

それが子どもたちにも伝わり

徐々に話してくれるようになります。






保育士時代にも

私の子どもの頃のような子がいて





まるで自分を見ているような

不思議な気持ちになったことを

覚えています。





私は、その子に対して

お手紙を書いたり

絵を描いてもらうなどして





自分の気持ちを表現する場を

設けていました。





そうすることで

本当にカメの歩みのような感じでしたが





その子自ら

気持ちを打ち明けてくれるようになりました。

まとめ

保育士時代に

100人以上の子どもたちと接してきて





本当に色々な子どもがいて

とても楽しかったです。





それぞれの反応や

考え方も当然異なり





私が学ぶことも

多かったです。





子育てほど

思うようにいかないことは

ないと思います。





だからこそ

ちょっとしたことで

イライラしてしまったり






焦ることもあるでしょう。

不安になることもあるでしょう。






しかし何でもそうですが

すぐに結果は出ないものです。





そこで

「待つ」ことが大切になります。





決してあなたが悪いのではなく

ましてや子どもが悪いのではなく

何が悪いわけでもないです。





子どもに機会を与えることが

大切です。






今回は

自分の気持ちを伝えるのが苦手な子どもに対しての接し方

についてお伝えしてきました。






次回は

「自分を信じられる子どもにするために必要なこと」

についてお伝えしていきます。




次回もお楽しみに。



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