


草西 裕美先生/御所南教室2006年3月開設
多くの子どもたちにKUMONでの学びを体験してほしい、という強い思いをもって教室を引き継ぎました。子育ての経験も活かせる「くもんの先生」として、「第二の人生」を踏み出せたご縁に感謝しながら、新しい出会いを楽しみ、子どもたちといっしょにチャレンジを続けています。
《草西先生のあゆみwith KUMON》
【小4~中1】KUMONの教室に通い、計算が大好きに。(その後、短大を卒業して就職)
【22歳】夫と出会い結婚。キャリア志向を諦め専業主婦に。
【23歳~30歳】長女・次女・長男を出産。
【26歳頃~】ママさんバレーに熱中(~39歳)。子育て+PTA役員を務める多忙な日々を送る。
【37歳】夫の転職(独立)を機に、「御所南教室」のスタッフに。
【38歳】くもんの先生として「第二の人生」スタート(引継開設)
【40歳】次男を出産(産休中は、代行制度を活用)「Baby Kumonタイム」開設。(次男も0歳から通う)
【41歳】教室を現在地へ移転。
【現在】月・火・金・土に教室を開く。「インストラクターアドバイザー」として後輩を育成する指導者、相談役も務める。
KUMONで育んだ自信


Q.KUMONとの出合いは?
- 草西先生:
- 小学校4年生の頃、母の勧めで、家の隣にあった教室へ通い始めました。計算がすごく楽しくて、小学生の時に中学の教材にもチャレンジ。おかげで、中学では計算テストで毎回100点を取れました。数学が大好きになって、「他の教科も頑張ろう」という気持ちになりました。
それまでは何に対しても自信がなかったのですが、数学で自信がついて、いろんなことに積極的に向き合えるようになりました。 「KUMONに通って良かった」という自分の体験から、わが子も全員KUMONへ。親子二代、同じ先生に教わりました。
新しいキャリアへの第一歩


Q.仕事を始めたきっかけは?
- 草西先生:
- サラリー マンだった夫が転職して自営業を始めたのですが、当初は経済的にも大変でした。「私も働こう」と考えて、KUMONの教室でスタッフを志願しました。すると先生から「この際、教室を継いで」と言われて、「私にできるかな」と不安を抱えながら、まずスタッフとしてお手伝いすることにしました。
Q.くもんの先生をめざそうと思った決め手は?
- 草西先生:
- 指導者になるための説明会に参加するうちに、公文式の奥深さに改めて気づいて、「くもんの先生」という仕事に魅力を感じ始めました。
例えば、絵本の読み聞かせひとつでも、子どもとの関わり方を大事にする、親子で楽しんでこそ、子どもの成長につながる、といった考え方にすごく共感できました。わが子も0歳からKUMONで学ばせたらよかったと後悔したほどです。
一人でも多くの子どもたちにKUMONに出合ってほしい、KUMONを通じて成長してほしい、という思いが強くなって、くもんの先生になろうと決めました。
多難のスタート


Q.スタート時の苦労話を。
- 草西先生:
- 慣れるまでは、教材の準備など、何をするにも時間がかかりました。ただでさえ大変なのに、開設一年目に、4人目の子どもを授かって出産。子育てと教室運営の両立は本当に大変でした。でも、まわりのサポートで乗り切れました。
Q.どんなサポートが?
- 草西先生:
- 事務局スタッフの皆さんの温かさ、励ましが本当にありがたかったです。「子どもができました」と報告した時も「大丈夫!」って(笑)。物心両面で力強く応援してくださるので、前向きな気持ちになれて、壁を一つずつ乗り越えて行くことができました。
出産前後には2カ月の産休をとり、その間は、教室の指導者を代行してもらう制度を活用しました。
「第二の人生」を楽しむ


Q.先生としてのやりがいは?
- 草西先生:
- 自分で考えて工夫して教室を回す、みたいな醍醐味があって、やりがいを感じます。一度家庭に入った時には想像もしなかった「第二の人生」を楽しんでいます。
なんといっても子どもたちの笑顔が一番のご褒美です。「自分でやれた」という達成感いっぱいの笑顔に、私のほうが元気をもらっています。
Q.教室の特色は?
- 草西先生:
- 子ども4人を育てたので、子育ての悩みを抱える保護者にちょっとしたアドバイスができる点は、私の経験を活かせる強みだと考えています。
どの子もみんな、帰るときには笑顔になって元気に帰って行く。そういう教室づくりをめざしています。
Q.これからの目標は?
- 草西先生:
- 80代になっても背筋を伸ばして歩いていたい。心身ともに健康でいるために、生活にいいリズムを作ってくれるこの仕事を、長く続けたいと思います。35周年か40周年の節目まで頑張れたら、生徒やスタッフ、保護者の皆さんと一緒に盛大にお祝いして、感謝の気持ちを伝えたいです。
公文教育研究会 京都ブランチ

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