仲間といっしょにステップアップ「くもんの先生」インストラクター交流会

京都生協のエリア会インタビューくもんの先生インストラクター交流会

インストラクター交流会

 KUMONでは、教室を開いて2年目までの先生を「インストラクター」と呼びます。「くもんの先生」としてスタートしたばかりで、教室の運営や学習指導の仕方に悩みや迷いも多い先生たちです。
 そのような先生たちを「決して一人にしない」、KUMONのサポートの一つとして、「インストラクター交流会」があります。3カ月に一度、若葉マークの先生たちが集まり、先輩の体験談を聞いたりディスカッションをしたりする場になっています。
 2023年12月に開催された「インストラクター交流会」では、くもんの先生になって4年目の大山祐香里先生(荒神口教室)が体験談を披露。とくに1、2年目の苦労、悩みを解決に導く心の持ちようといった話に、うなずきながら熱心にメモをとる参加者の姿がありました。
 グループディスカッションでは、日頃の悩みを話して共感し合ったり、独自の工夫に感心し合ったり。すぐに実践につながりそうなアイデアも飛び交い、盛りあがりました。
 「インストラクター交流会」は、くもんの先生の笑顔を舞台裏で支えています。

参加した先生方

つながり広がる先生の輪
松井蓮美先生(だいご教室 2022年4月/引継開設)
 教室を引き継いだ頃は不安ばかりでしたが、2年目となり、子どもたちの笑顔から自信をもらい、楽しいと思うことが増え充実した日々を過ごしております。
 交流会のおかげで同期の先生たちと仲良くなり、その輪がどんどん広がっています。知り合った諸先輩、同期の皆さんは、何でも 惜しみなく教えてくださいます。これは公文の良さだと思います。交流会で知り合った諸先輩方のノウハウを取り入れつつ、生徒さんの能力と個性を引き出し、育み伸ばす関わりを大切にしています。


仲間と楽しく切磋琢磨
苅屋昌乃先生(上桂三ノ宮教室 2023年10月/引継開設)
 くもんの先生を46年間続けてきた義母から教室を引き継ぎました。最初は戸惑うこともありましたが、次第に子どもたちのいいところをたくさん見つけられるようになってきました。私自身が少し成長できたから、かもしれません。
 くもんの先生は一人で仕事をするというイメージが強かったのですが、交流会のおかげで仲間の先生とつながる楽しさを知りました。互いに、保護者面談のタイミングなど具体的なアイデアを話すので、たくさんの気づきがあります。交流会は楽しく切磋琢磨できる場です。 


真似できることは即採用!
松井絢音先生(桂東小学校前教室 2023年10月/引継開設)
 開設当初は、引き継ぎ前の教室の雰囲気を変えないようにと思っていましたが、ある時から私なりのカラーを出していこうと考えるようになりました。肩の力が抜けたのか、生徒たちもより心を開いてくれるようになった気がしています。
交流会は、新人の私たちにとって貴重な学びの場です。他の先生の体験談がすごく参考になります。すぐに真似のできそうなノウハウを教わると、実践してみるのが楽しみになります。参加するたびに皆さんの頑張りに刺激されて、「もっと頑張らないと」と元気をもらっています。


共感のことばが励みに
嶋田政美先生(松ヶ崎教室 2023年4月/引継開設)
 教室を引き継いだ当初は、思わぬところでつまずく生徒をどう指導するか、戸惑いました。今はサポートの仕方を見極められるようになってきて、むしろ一人ひとり違うからこそ、やりがいがあると感じています。
 つらい時期に交流会に参加して、「私も同じ思いをしたよ」と共感してもらうだけで、気持ちがラクになったこともありました。私とは異なる視点をもつ先生のアイデアに感服することも。今回も幼児の指導についてヒントを得たので、さっそく実践してみるつもりです。

公文教育研究会 京都ブランチ